EDとは「勃起機能の低下」を意味し、「性交時に十分な勃起やその維持ができずに、満足な性交が行えない状態」と
定義されています。
勃起に時間がかかったり、勃起しても途中で萎えてしまったりして、満足のいく性交ができない・・・と感じる人は、
いずれも EDの疑いがあります。
簡単な質問に答えるだけで、あなたの状態がわかります。早速チェックしてみましょう。
Q1. 勃起してそれを維持する自信はどの程度ありますか？
| 項目 | 評点 | チェック |
|---|---|---|
| 非常に低い | 1 | |
| 低い | 2 | |
| 中くらい | 3 | |
| 高い | 4 | |
| 非常に高い | 5 |
Q2. 性的刺激によって勃起した時、どれくらいの頻度で挿入可能な硬さになりましたか？
| 項目 | 評点 | チェック |
|---|---|---|
| 性的刺激はなかった | 0 | |
| ほとんど、又は全くならなかった | 1 | |
| たまになった（半分よりかなり低い頻度） | 2 | |
| 時々なった（ほぼ半分の頻度） | 3 | |
| しばしばなった（半分よりかなり高い頻度） | 4 | |
| ほぼいつも、又はいつもなった | 5 |
Q3. 性交の際、挿入後にどれくらいの頻度で勃起を維持できましたか？
| 項目 | 評点 | チェック |
|---|---|---|
| 性交を試みなかった | 0 | |
| ほとんど、又は全く維持できなかった | 1 | |
| たまに維持できた（半分よりかなり低い頻度） | 2 | |
| 時々維持できた（ほぼ半分の頻度） | 3 | |
| しばしば維持できた（半分よりかなり高い頻度） | 4 | |
| ほぼいつも、又はいつも維持できた | 5 |
Q4. 性交の際、性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難でしたか？
| 項目 | 評点 | チェック |
|---|---|---|
| 性交を試みなかった | 0 | |
| 極めて困難だった | 1 | |
| とても困難だった | 2 | |
| 困難だった | 3 | |
| やや困難だった | 4 | |
| 困難でなかった | 5 |
Q5. 性交を試みた時、どれくらいの頻度で性交に満足できましたか？
| 項目 | 評点 | チェック |
|---|---|---|
| 性交を試みなかった | 0 | |
| ほとんど、又は全く満足できなかった | 1 | |
| たまに満足できた（半分よりかなり低い頻度） | 2 | |
| 時々満足できた（ほぼ半分の頻度） | 3 | |
| しばしば満足できた（半分よりかなり高い頻度） | 4 | |
| ほぼいつも、又はいつも満足できた | 5 |
チェックした箇所の評点を合計して、結果を確認しましょう。
※チェック結果が21点以下の方は、EDの疑いがあります
※セルフチェックは確定診断ではございませんので、気になる症状がある方は一度医師にご相談ください
年齢を重ねると動脈硬化によってEDになる可能性が高くなりますが、原因はその他にもたくさんあります。
精神的ストレス（20〜40歳代に多い）・不規則な食事・運動不足・お酒の過剰摂取・喫煙など、
毎日の生活習慣が原因となって起こる事も多いと言われています。
また、高血圧・糖尿病・高脂血症などの三大成人病によってEDになるリスクがさらに高くなります。
男性器周辺の作動性神経から生み出される一酸化窒素によって海綿体に流れる血液量を増やして、
勃起は起こるというメカニズムになっています。
また、一酸化窒素を分解する5型ホスホジエステラーゼの働きによって勃起は収まるようになっています。
ED治療薬はこの5型ホスホジエステラーゼの働きを阻害する事によって、
性的刺激による勃起を補助して勃起不全を解決させるというお薬です。
以下の3種類の内服薬がありますが、各々特徴が異なりますので、
ご自分のライフスタイルに合ったものをお選び頂けるとよろしいと思います。
尚、ED治療薬は性的刺激による勃起を手助けするものであり、服用後にただちに勃起するというものではありません。
| 商品名 | バイアグラ | レビトラ | シアリス |
|---|---|---|---|
| 25mg、50mg | 10mg、20mg | 10mg、20mg | |
| 特徴 | ED治療薬として世界で初めて製品化された薬で、短時間で効くのが特徴。 | 水に溶けやすいので一番速効性がある。バイアグラと似て短時間で効くのが特徴。 | バイアグラやレビトラと比べて長時間マイルドに効くのが特徴で自然な勃起になる。 |
| 服用のタイミング | 性行為30分〜1時間前 | ||
| 効果持続時間 | 5〜6時間 | 5時間〜10時間 | 24時間〜36時間 |
| 服用時の注意 | 食事と併用すると効果低減の可能性があるので、なるべく空腹時又は食後2時間後に内服する。 | バイアグラより食事の影響は受けにくいが、できるだけ空腹時又は食後2時間後に内服する。 | 食事の影響は３剤中で最も受けにくいが、できれば空腹時又は食後2時間後に内服する。 |
| 副作用 | 顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸、鼻づまりなど。 | 頭痛、潮紅、ほてり、消化不良、背部痛、筋痛、鼻づまり、四肢痛など。 | |
| お酒との併用 | 適量であればリラックス作用で相乗効果あり（過剰摂取で効果激減） | ||
| 併用禁忌薬 | あり | ||
| 硝酸剤を使用中 | × 処方不可 | ||
| 不整脈 | アンカロン錠、アミオダロン塩酸塩を内服していなければ処方可 | 一部の抗不整脈薬を内服中の場合は処方不可 | 治療で管理下であれば処方可 |
| 抗真菌薬を使用中 | ○ 処方可 | 一部の抗真菌薬を内服中の場合は処方不可 | ○ 処方可 |
| HIV治療薬を使用中 | ○ 処方可 | × 処方不可 | ○ 処方可 |
| 網膜色素変性症 | × 処方不可 | ||
| 血液透析中の方 | ○ 処方可 | × 処方不可 | 効果増強のため、通常の半量から慎重に開始 |
| 心筋梗塞の既往歴 | 発症後6ヵ月以上経過で処方可 | 発症後3ヶ月以上経過で処方可 | |
| 脳梗塞・脳出血の既往歴 | 発症後6ヵ月以上経過で処方可 | ||
| 低血圧 | 収縮期90mmHg未満、または拡張期50mmHg未満は処方不可 | 収縮期90mmHg以下は処方不可 | 収縮期90mmHg未満、または拡張期50mmHg未満は処方不可 |
| 高血圧 | 収縮期170mmHg以上、または拡張期100mmHg以上は処方不可 | ||
受付スタッフに説明するのが恥ずかしいという方は、以下の問診フォームをプリントアウト後、全て記入した上で、
受診時に受付で問診フォームを提出してください。
問診票のダウンロードはこちら（monshinhyo.xls）
※尚、当クリニックのED外来の診察は男性医師が一人で行います。
※診察室は完全個室になっており、看護師や女性スタッフの付き添いはございませんのでご安心ください。
男性型脱毛は思春期以降の男性に見られます。
生え際から抜けるM型、頭頂部から抜けるO型や両方の混在したタイプがあります。
毛周期を繰り返しながら硬毛が徐々に細く短くなり軟毛（うぶ毛）に変化していきます。
一般的に脱毛は男性ホルモン（主にテストステロン）や遺伝が関係しています。
テストステロンが毛乳頭や毛母の細胞に入ると酵素（5α-還元酵素2型）の働きで
活性の強いDHT（ジヒドロテストステロン）に変化し、脱毛を起こさせると言われていますが、
男性脱毛は男性ホルモンの量で決まるのではなく、テストステロンに対する毛包の感受性によって左右されます。
初の内服治療薬であるプロペシアは酵素（5α-還元酵素2型）の働きを抑制し、
DHT増加をおさえる事によって脱毛を改善させます。
毎日1日1回1錠を内服します。
内服開始3ヶ月程度で効果が現れる事もありますが、最低6ヶ月間は継続して服用した上で効果判定を行います。
プロペシアは保険適応外ですが、場合によっては血液検査をさせて頂いたり、
保険適応薬剤を併用する事もございますので、念のために保険証をご持参ください。
092-551-0719
診療受付時間内にお願い致します。
